2年縛りが解除される新プランが登場-しかし月額料金は割高に

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かねてより悪評の高かった大手携帯各社の契約期間、いわゆる2年縛りについて若干の変化がありそうです。
従来は2年の契約期間が終わると一ヶ月の更新期間を経て、また新たに2年契約が始まるというものでした。気がつかないうちにダラダラと何年も同じキャリアを使い続けている方も多いようですね。
今後は多少の見直しにより、以下のとおりになる予定です。

更新期間が2ヶ月に延長される

先日、総務省からの見直し要請をうけてドコモが契約の更新期間を1ヶ月から2ヶ月間に延長するという発表がありました。

 ドコモ、解約金が不要の契約更新期間を2カ月に延長 – 他キャリアの状況は? | マイナビニュース

この施策は先月(2016年2月)に契約満了を迎えたユーザーから対象となり、その場合は更新期間が3月および4月となります。
この更新期間のうちに回線を解約するなりMNP(ナンバーポータビリティ)で他社へ転出したとしても、一万円以上の解約金がかかりません
更新期間が終わると新たな2年契約が始まってしまいますので、それまでに情報収集をして判断しておきたいですね。

auおよびソフトバンクもこの施策に追随する方向のようです。

この施策、更新期間が延長されるというのは一歩前進だと思うのですが、更新期間が終われば自動的に2年縛りが始まってしまうという、根本的な問題が解決していません。
少しだけ譲歩したという姿勢は見えますが、殿様商法は変わっていないのかなという印象ですね。

2年縛りが継続しないプランも新たに生まれる。しかし….

またauやソフトバンクがすでに発表していますが、2年縛りの契約を自動的に継続しないプランを新たに作るそうです。

 3年目から解除料ナシ、ソフトバンクが新しい料金プランを6月から提供 – ケータイ Watch

 KDDI、3年目から解除料ナシの新プランを6月開始へ – ケータイ Watch

この新プランでは最初の2年間は契約期間の縛りがあるものの、契約期間が満了すればいつでも解約金なしで解約できるというものです。
一見良いようにみえるこの新プランですが、月々の携帯料金が300円ほど上乗せされます。
2年間とすると、300円×24ヶ月=7,200円。
確かに一万円以上する解約金よりは安いですが、結果的に割高な携帯料金を支払い続けなければなりません。

おそらくドコモも追随してくるでしょうが、この新プランにして2年縛りから脱したい、というユーザーがどれだけいるか…。
実効性のない施策といって良いでしょうね。

各社とも横並びで独自性がゼロ

以上のようにほとんど実効性がないような施策を、各社とも横並びで仲良く導入していますね。おそらく、
「総務省がいろいろうるさく言ってくるから、いちおう対策をしていることを見せておくか」
というのが各社の本音ではないでしょうか?

本当の意味でのユーザー目線を望むのは、現状ではなかなか難しいように思います。
我々ユーザーはきちんと情報収集して、余計なお金を払わないように注意していきましょう。

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