イオンというとショッピング施設として全国的に有名な存在ですが、最近では格安SIM・格安スマホでも存在感を増しています。
月額料金が480円~という魅力的な価格設定ですが、そのイオンスマホの評判や通信速度、解約について調べてみました。
実際に私がイオンスマホを使ってみたレビューも含めて、ご紹介しますね。
目次
アンケートの結果、イオンスマホの評判はかなり良い
以前の記事で格安SIM・格安スマホユーザーに向けたアンケート結果をご紹介しましたが、イオンスマホは全体の6%の方が利用していました。
IIJmioやOCNモバイルONEなど老舗MVNOがシェアを占めているなかで、新興MVNOとしてはかなり健闘していると思います。
そのアンケートにおいて募集した、ユーザーの声を一部ご紹介しましょう。
このユーザーさんはデータ通信のみで、月額2,000円台ほどで使えているそうです。
私が実際に使ってみた実感として、他のMVNOと比べてみても通信品質は非常に良いと感じました。
次に測定アプリで通信速度を測ってみた結果をご紹介しますね。
イオンスマホの通信速度は20Mbps超えも~ドコモにも負けないスピード感
上のスクリーンショット画像は、東京都内で平日午後1時台にスピードテストをした結果です。
ご覧のとおりダウンロード平均で20Mbps超、アップロードでも12Mbpsを超えるスピードを叩き出しました。
これは以前の記事で速度比較を行ったときに、ドコモ本家の出したスピードと遜色ないもの。
格安SIM・格安スマホの速度としては、トップレベルにあると言って良いでしょう。
イオンスマホの解約料はタダ!しかしMNP転出するときの期間・料金には要注意
イオンスマホでは、データ通信プランだけではなく音声通話プランであっても、いつでも無料で解約できます。つまり、
- 最低利用期間なし
- 契約解除料なし
ということ。
これは大手キャリアだけではなくMVNOとしても画期的なことですね。
通常のMVNOでは、音声通話プランの場合は一年間の最低利用期間が設定されているのが通常です。
よほど自社の価格やサービスに自信がないと、できないことですね。
ただしイオンスマホから他社にMNPで転出する場合は、以下の点に注意が必要です。
180日以内のMNP転出料は高額になる
普通に解約するだけなら契約解除料は不要なのですが、MNP転出の場合は以下のようなMNP転出手数料が発生します。
- 契約日から180日以内に転出した場合は、転出手数料として8,000円
- 181日以降の転出であれば、転出手数料は3,000円
つまり契約してから約半年(180日)のうちにMNP転出してしまうと、高額の手数料がかかってしまうということです。
”契約解除料なし”というキャッチコピーとは別に、このような条件があることに注意しておきたいですね。
ちなみにデータ通信のみの契約であればそもそもMNP転出ができませんので、上記の転出手数料の対象外となります。