格安スマホ・格安SIMに乗り換えると、できなくなること

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今までの携帯会社から格安スマホ・格安SIMに乗り換えると、月々の携帯料金が節約できるという大きなメリットがあります。
ただ世の中すべてに言えることですが、メリットの裏にデメリットあり。
乗り換えすることで、できなくなってしまうこともあるのが事実です。
以下でご説明していきます。

通話かけ放題ができない

格安SIM・格安スマホは通話料が別途かかる

音声通話が多いユーザーにとってありがたいのが、月々定額で電話がかけ放題になるプランですね。

ドコモなどの大手キャリア(携帯会社)では、ここ数年で音声通話が無料のプランを強く打ち出しています。
大手3社ともほぼ同一の内容で、基本料金が月2,700円と高額ながら他社携帯電話・固定電話を問わず音声通話がかけ放題というもの。
「長電話が大好き!」という方には、ぴったりのプランですね。

一方で格安SIM・格安スマホに契約すると、上記のような通話かけ放題のプランが基本的にありません。
各社20円/30秒の通話料が別途発生してしまいます。

したがって、通話時間が長いほど節約効果は下がってしまいますね。

一例としてドコモからDMMモバイルに乗り換えた場合で、月々の通話時間が30分とすると、

上図のように最初は初期費用などがかかるものの、半年後には逆転して最終的には大きな節約効果が生まれます。

しかしこれが月々1時間30分の通話をしてしまうと、

というふうに、DMMモバイルに乗り換えることでかえって月々の支払い額が多くなってしまいました。

ひとことでまとめるならば、格安SIM・格安スマホは通話時間が短いほどお得ということになります。

解決方法~通話料を減らす

このように通話時間が長い方ほど不利になるという結論になりましたが、工夫次第では通話料を大幅に減らすことも可能です。

通話アプリを活用する

いわゆるIP電話と呼ばれる格安の通話料でかけられる電話回線がありますが、専用アプリを使うことでスマホから利用することも可能です。

代表的なスマホ用IP電話サービスとして、

  • 050 plus
  • LaLa Call
  • SMARTalk

 が挙げられますが、各アプリによって料金体系は異なるものの、普通に格安SIM・格安スマホの音声通話を利用するよりも大幅に通話料を抑えられます。

一例として050 PLUSの場合では、

  • 国内携帯電話:1分あたり17.28円
  • 国内固定電話:3分あたり8.64円
  • 国際電話:1分あたり9円(アメリカ)

と、かなり安いということが分かりますね。

このようなIP電話アプリのメリットとして音声通話つき契約だけでなく、データ通信専用の格安SIM・格安スマホでも利用できるということ。
データ通信専用のSIMは月々の基本料金が非常に安いですから、音声通話つき契約をするよりも節約効果が高くなります。

一方でIP電話アプリのデメリットとしては、

  • 今まで使っていた携帯番号(090や080で始まる番号)が使えない
  • 音声がノイズあり
  • データ通信の遅い山間部などでは、通話できないことも

といったポイントが挙げられますので、理解した上で活用してみてください。

かけ放題プランがある事業者を選ぶ

希少な存在ですが、格安SIM・格安スマホ事業者の中でも、通話かけ放題プランが選択できるものもあります。

ワイモバイル

ワイモバイルは格安スマホの中でも異色の存在で、ソフトバンクが直接運営しているサービスです。
ソフトバンク回線を二次売りするMVNOではなく直に使えるということで、他の会社にはない通話サービスがあります。

一回あたり10分以内の通話であれば、月300回まで無料。
ほとんどの方はこの範囲内に入るのでは?

もっと長電話したい!という方には、「スーパー誰とでも定額」というオプションもあります。
月々プラス1,000円で、国内携帯電話や固定電話への通話が無料になるというサービスです。

Nifmo

ニフティが運営しているNifmoでも、通話かけ放題のプランを提供するとの情報があります。
当初は2015年6月からスタートする予定でしたが、秋以降にずれ込むという発表がありました。
したがって料金などの詳細はわからないのですが、以下のとおり公式ブログでも発表されています。

今年の秋には良いニュースをお届けできるようモリモリ頑張ります!

-引用元:「NifMo」で準備中の『3つの“し放題”』を担当者がレポート!|ニフティオフィシャルブログ

ということなので、期待したいですね。

キャリアメール(~@docomo.ne.jpなど)が使えない

従来から大手キャリアで携帯電話を使っている方は、キャリア独自のメールアドレス(~@docomo.ne.jpなど)を利用しているかと思います。
近年はFacebookやTwitterなどのSNSが普及しているためキャリアメールの出番は以前に比べて減ってきていますが、慣れ親しんだ連絡方法として使い続けている方も多いことでしょう。

このキャリアメールの最大の欠点は、他社に乗り換えてしまうと今までのメールアドレスが使えなくなくということ。
例えばドコモからauに乗り換えると、メールアドレスは●●●@docomo.ne.jpから×××ezweb.ne.jpへと変更しなければなりません。

これは格安SIM・格安スマホに乗り換える際にも同様で、今までのメールアドレスが使えなくなってしまいます。
そうするとメールをやり取りしていた連絡先へ、メールアドレス変更のお知らせをしなければなりませんから、ちょっと面倒な気もしますね。

そのようなキャリアメール問題の解決策を考えてみましょう。

どうしてもキャリアメールを使いたければ、契約を残しておく

どうしても今までのキャリアメールを使い続けたい、ということであれば従来からの契約を残しておくしかないですね。

例えばドコモでは、ガラケーのFOMA回線での最安プランは、「タイプシンプル バリュー」で月々743円。
メールを送受信すると別途パケット代が発生しますが、大きな写真データなどを扱わなければそれほどでもないと思います。

このやり方だとキャリアメールは維持できるものの、

  • 余計な携帯料金を支払わなければならない
  • 常にスマホとガラケーの2台持ちで、荷物がかさばる

といったデメリットはあります。

このようなキャリアメールは衰退していく傾向にあるので、個人的にはキャリアメールにこだわらなくても良いのではないかと感じています。

格安SIM・格安スマホに乗り換えるのであれば、その機会を使って以下にお伝えするような方法で、メールを乗り換えたほうが良いのではないかと。

キャリアメールを捨てて、他のメッセージアプリに乗り換える

以下にお伝えする方法はキャリアメールより高機能かつ無料ですから、この機会に乗り換えることをおすすめします。

LINEやFacebookなどのアプリを使う

日本ではLINEの登場からこのかた、メッセージアプリが急速にシェアを伸ばしてきています。
10代や20代ではほとんどの連絡はLINEで済ませ、キャリアメールを使うことはほとんどないとか。

また40代の女性でも自分の子どもとの連絡方法として、メールではなくLINEを利用する割合が高いようです。
参考(外部サイト)→子どもの携帯電話に関する調査

こうしてみると、今後ますますキャリアメールの存在感は薄れていくと思われます。

LINE

LINE
無料
posted with アプリーチ

LINEは簡単に画像や動画も送れますし様々なデザインのスタンプがあるので、幅広い層に人気があります。

 

Messenger

Messenger
開発元:Facebook, Inc.
無料
posted with アプリーチ

一方でFacebook Messengerは実名制のFacebookアカウントに紐付いているので、真面目なビジネス用途で使うこともできますね。

 

フリーメールを使う

Gmailなどのフリーメールを利用するというのも良い方法です。

フリーメールを使う利点として、

  • スマホやパソコンなどの環境を選ばずに利用できる
  • フィルター機能や迷惑メール対策に優れている

などのポイントが挙げられます。

ただフリーメールの欠点として、キャリアメールとの相性が非常に悪いという点があります。
キャリアメールでは独自に迷惑メール対策をしているのですが、Gmailなどでキャリアメールあてに送ると、たいがい弾かれてしまい送ることができません。

以上のようなデメリットもあることを理解した上で、フリーメールを利用してみてください。

おサイフケータイは使えないというのは誤り

コンビニや公共交通機関で電子マネー払いをするときに便利な、おサイフケータイ。
格安スマホにするとおサイフケータイは使えない、と誤解されている方も多いようです。

もちろん使えないということはなく、一部を除いておサイフケータイを使うことができます。

以下で見てみましょう。

おサイフケータイは、格安SIMでも問題なし

おサイフケータイとは、携帯電話本体に内蔵されたICチップを利用した電子マネー機能のこと。
したがってICチップが付いている機種であれば、通信契約とは無関係に利用できるのです。

もちろん格安SIMを挿していても使えますし、さらに言うならSIMカードのない状態でも問題なく利用することができます。

ただし大手キャリアが独自に展開しているおサイフケータイサービスは、通信契約と紐付いているものなので利用することができません。

おサイフケータイ対応の白ロムを使う

前述のとおりおサイフケータイは対応している機種を選べば、問題なく利用できます。

しかし格安スマホのセット販売で購入できる機種は、海外仕様のSIMフリースマホが主流です。
したがって日本仕様のおサイフケータイ機能を持っている機種は少なく、Xperia J1 Compact等の一部に限られます。

一方ドコモなどで発売されている端末を白ロムとして使えば、いろいろ機種を選ぶことができます。
最新の機種だと、

  • AQUOS EVER SH-04G
  • Xperia A4 SO-04G
  • Xperia Z4 SO-03G
  • Disney Mobile on docomo DM-01G
  • AQUOS ZETA SH-03G
  • ARROWS NX F-04G
  • Galaxy S6 SC-05G
  • Galaxy S6 edge SC-04G

といったスマホがおサイフケータイ機能があります。

格安SIMで使えるおサイフケータイのサービス一覧

以下の代表的なおサイフケータイサービスは、格安SIMで利用することができます。

  • モバイルSuica
  • 楽天Edy
  • WAON
  • nanaco

格安SIMで使えないおサイフケータイのサービス

前述のとおり大手キャリアで独自に提供しているおサイフケータイサービスは、格安SIMで利用することができません。

例えばドコモではiDというおサイフケータイを利用したサービスがありますが、ドコモ回線に紐付いているので格安SIM・格安スマホで利用できません。
ただ個人的にはiDを積極的に利用している方は少ないと感じているので、使えなくても特に問題はないのでしょう。

まとめ~格安SIM・格安スマホのデメリットを理解した上で利用しよう

いかがでしたか?

以上挙げてきた中で、おそらく「キャリアメールが使えなくなる」というのが一番大きなデメリットではないでしょうか。
SNSが普及したとはいえ、携帯キャリアメールはまだまだ現役で、頻繁に利用している方が多いですね。

ただこれらのデメリットを乗り越えてしまえば、携帯料金を大幅に減らすことができます。
タイプ別におすすめの格安SIM・格安スマホを診断するページも用意してあります。

タイプ別診断を開始する

ぜひ利用してみてくださいね。

 

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