本日平成28年3月22日未明に新型iPhoneである、iPhone SEが発表されました。スマホの大型化に一石を投じる4インチ画面のiPhoneの登場が話題になっていますね。
SIMフリー版iPhone SEの価格やスペック、格安SIMを挿して通信する場合のポイントなどをお伝えします。
目次
iPhone SEのSIMフリー版価格は52,800円~

iPhoneSEはSIMフリー版で3月31日発売
iPhone SEのラインナップは以下のとおカラー4色・ストレージ2種類の組み合わせで、合計8種類になります。
カラー
- シルバー
- スペースグレイ
- ゴールド
- ローズゴールド
前回から新しく加わったローズゴールドが、今回のiPhone SEでも採用されています。また人気になりそうですね。
ストレージ
- 16GB 52,800円
- 64GB 64,800円
16GBであれば五万円台とiPhoneとしては安い部類になりますが、実用性を考えると64GB一択なのかなという気がします。
なお今回のiPhone SEでは大容量の128GBモデルはありません。動画や写真を大量に保存しておきたいユーザーは要注意ですね。
iPhone SEのスペックはiPhone 6sシリーズとほぼ同等
iPhone SEは4インチと小型化されたものの、スペックとしては昨年発売のiPhone 6sシリーズとほぼ同等となっています。
ただ3DTouchと呼ばれる感圧式ディスプレイを採用していないなど、一部劣る部分もありますね。
格安SIMで通信するうえで気になる周波数帯は、前回までと同様に日本の大手キャリアが利用しているBand1、3、8、18/26、19、28。
日本独自規格であるBand21や11には対応していないですが、以前と同様にほぼ問題ないでしょう。
iPhone SEを格安SIMで使う場合の注意点
iPhone SEはこれまでのiPhoneシリーズと同様に、格安SIMを挿して使うことができます。ただしiPhone特有の注意点もあるので注意が必要です。
最新のiOS9.3のMVNO各社での対応状況を注視しよう
新型iPhone SEの発表に合わせて、本日平成28年3月22日からiOSも最新の9.3へのアップデートが始まりました。
いつも問題になるのが、最新のiOSと格安SIMの相性問題です。場合によってはiOS9.3にアップデートすると、通信ができなくなる可能性もあります。
現在iPhoneシリーズを格安SIMで使っているユーザーは、とりあえずiOS9.3へのアップデートは控えたほうが無難でしょう。
格安SIMを提供しているMVNO各社が動作確認を行うまで、様子を見ていても良いかもしれません。通常であればIIJ mioやmineoが比較的早い時間に動作確認を行います。
下記にリンクを貼っておきますので、参考にしてみてください。
IIJ mioでは技術者によるブログ「てくろぐ:」により一番早い情報が出ます
またmineoでは公式による発表とは別に、ユーザーコミュニティでの検証が早くも進んでいますね。
ドコモなどSIMフリー版以外のiPhone SEは通信できない可能性も
Appleのオンラインストアで購入できるSIMフリー版iPhone SE以外にも、ドコモなどからキャリア版iPhone SEが3月31日に発売される予定です。
キャリア版iPhone SEの詳細は不明ですが、通常であればこのキャリア版iPhone SEにはSIMロックが掛けられた状態で販売されます。
SIMロックがかかった状態だと、場合によっては格安SIMサービスが利用できなかったり、海外旅行先でプリペイドSIMが使えなかったりといった不具合が考えられます。
やはり無難なのはAppleストアやAppleオンラインでSIMフリー版iPhone SEを購入することでしょうね。予約開始は明後日3月24日の予定です。